アメリカで弁護士資格を取るにはロースクール卒業が必須です。
ロースクールとは法律専門の大学院です。
アメリカではロースクールを卒業しないとアメリカで弁護士の資格は取得できません。
ロースクールに入るには4年制大学へ通います。
大学では学業以外にもボランティア等の活動にも積極的に参加しなければいけません。
なぜなら、アメリカの学校は総合評価で合否を決定します。
特に課外活動の参加歴やエッセーは積極性や人間的な成熟を評価する材料となります。
その為、どんなに成績が良くても全く課外活動をしない学生は不合格になる可能性があります。
一方、ロースクール入学にはLSATと呼ばれるテストを受けなければなりません。
仮に海外の大学を卒業していても同様です。
LSATは合否では無く、点数で結果が出ます。
一般的な入学試験は大学での成績、課外活動内容、エッセー、そしてLSATの点数を総合評価して合格者を選抜します。
しかし、学校によって重視する項目が違うので注意が必要です。
ロースクールに合格すれば4年かけて法律の知識と実務を学び、司法試験を受けます。
合格後は一定の研修期間を経て一人前の弁護士となるのです。
2017/12/11 更新